中央銀行が食用パーム油・燃料油・セメントの輸入業者にドルを販売したことにより、外国為替市場で6月23日、1米ドルあたり25ks近く上昇したことがわかった。
外国為替市場内で取引している人は「ミャンマー中央銀行はドルを売ってくれたが、市場内での需要どおりに売ることができなかったため、相場は上昇に転じた。22日は1米ドル=1,165ksだったが、23日には1190ksに上昇した」とコメントした上で「価格は徐々に上がり続けるかもしれない」と語った。
銀行経営者らは「銀行がドル売りを停止しているのは、今保有しているドルの量によって業務を行わなければならないためだ」と説明している。