無料対話アプリのLINE(ライン)は3日、ミャンマーで正式にサービスを開始した。
同社はヤンゴンで記者会見し、KDDI、住友商事と共同で事業を行うミャンマー国営の携帯電話最大手、ミャンマー郵電(MPT)と提携したことを明らかにした。ミャンマーで圧倒的シェアを誇るMPTと提携することで、LINEは先行する同種アプリのバイバーを追撃する。
LINEは日本でもKDDIと提携しており、auユーザー向けに専用キャラクターのスタンプを作っているほか、決済面でも協力している。ミャンマーでもこうした連携を進めるとみられる。会見でMPTジョイントオペレーションズの重野卓マーケティングダイレクターは、日本市場でのKDDIとLINEとの関係を強調、ミャンマーでも「共同で多くのサービスが展開できる」と話した。