みなさんは、一年間に日本に訪れる外国人の数をご存知でしょうか?
2014年度においては、累計13,413,467人の外国人が日本を訪れました(日本政府観光客調べ)
訪日外国人数は年々増加をしており、2010年度は8,611,175人で2014年までの4年で500万人の増加を記録しています。
2011年は東北大地震の影響で減少しましたが、その後は増加しています
訪日外国人の数を支えているのが「観光事業」です。2014年度では、全体の訪日外国人のうち10,880,604人が「観光目的」の訪日観光客でした。(日本政府観光客調べ)
この数字は訪日外国人全体の81%にも上ります。つまり、日本の「観光事業」が訪日外国人数増加の土台になっています。
8割以上が旅行目的の来日です。
そんな中で、訪日外国人数の増加を支えているのが「訪日台湾人」の存在です。2014年度の調査ではそれまでトップだった中国・韓国を抜き、訪日外国人トップの座に上り詰めるまで増加しました。
訪日台湾人は全体の21%(2014年度の訪日台湾人数2,829,821人)を占め、日本の観光産業にとっていかに重要な存在かを窺えることができます。
2014年度には台湾が、中国、韓国を抜き訪日外国人一位になりました。
訪日観光客の大半を占める台湾人ですが、日本旅行のプランに変化が見え始めています。以前では、日本への旅行先といえば「東京・大阪」の二大都市と「北海道」が定番でしたが、
最近では「東北・九州・沖縄」といった地方都市も旅行先として選択されています。
また、弊社オフィスがある台北世界貿易センタービルで行われる人気の旅行展示会では、ブースを設営し観光PR行っている地方自治体が近年増加傾向にあります。台湾での観光PRをきっかけに、さらなる訪日外国人観光客の増加に繋がることになりそうです。
近年では北海道・沖縄・九州が日本の旅行先として人気です