2015年05月17日
みずほ銀行は6日までに、東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国と日本、中国、韓国でつくる「アジア債権市場育成イニシアティブ(AMBIF)」の一環として、タイ財務省から最大32億バーツ(約120億円)の国内市場向け債権の発行について認可を得た。6月を目処に準備を進める。AMBIFは域内のクロスボーダー債権取引を推進するために発足した手続き共通化のための取り組みで、認可は今回が初めて。タイ市場では従来、米ドル建ての需要が多かったが、近年は企業活動も活性化してバーツ建ての需要も増していた。