2015年04月04日
前年比、約30億B増
北部ターク県で中古自転車市場が拡大している。県商務事務局によると、昨年の市場規模は約213億バーツ。前年の約186億バーツ、前々年の約158億バーツと毎年、大幅な伸びを記録している。
その大半は日本からの輸入品。現地で中古自転車店を経営するラッタクーン・ナーイラーウェーさんによると、チョンブリー県のレムチャバン港で揚陸された中古自転車の部品部材がターク県のメーソッド郡に運ばれ、組み立ておよび修理業が盛んになったのだという。「10年前から取り引きが始まるようになり、最近は自転車ブームもあって国内最大の中古自転車市場に成長した」とラッタクーンさんは語った。タイ国内で流通しているほか、一部はミャンマー市場に流れているものとみられる。