2015年02月10日
オリンパス(東京都)は2月5日、マイクロフォーサーズ規格のミラーレス一眼カメラ「OLYMPUS OM-D E-M5 MarkII」を発表した。発売は2月下旬。
世界同時発売となった同日、同社のタイ現地法人オリンパス・タイランドもバンコク都内ホテルで新製品発表会を開催。「OM-D」シリーズの高級モデルとして位置付けた「E-M5 MarkII」のタイでの価格は、本体3万7999バーツ、12-50ミリのレンズ搭載モデルを同4万4990バーツで販売する。
タイ市場において、オリンパスは、一眼レフとミラーレスを合わせて約10%のシェアを獲得しており、新モデル投入でシェア15%を目指す。同機種は、ミラーレス一眼カメラとして人気を博してきた「OM-D E-M5」(2012年3月発売)の後継機。5軸VCM手ぶれ補正機能に磨きをかけ、シャッタースピード5段分の補正にまで強化。特長は、シネマ品質の動画を手持ちで撮影できる「OM-D MOVIE」だ。また、小型軽量かつ防塵防滴のボディコンセプトは健在で、新たにマイナス10度の環境でも使用できる耐低温性能も備えた。
さらに、有効1605万画素の4/3型Live MOSセンサーを搭載しながら、同一シーンで撮影した8枚の画像をカメラ内で合成することで、40メガ(約4000万画素)相当の高解像写真を生成する新機能「40Mハイレゾショット」を搭載。写真も動画も高品質で撮れることを訴求し、愛好家やプロフェッショナルユーザーの獲得を狙う。