2014年10月15日
星野リゾート、タヒチに進出
旅館・ホテル運営の星野リゾートが、2015年にタヒチに進出するというニュースです。
南太平洋のタヒチ・ランギロア島の「ホテル キアオラリゾート&スパ」の運営を、不動産賃貸の丸仁ホールディングスが出資する現地のキアオラ社から受託、施設名は「星野リゾート キアオラ ランギロア」に改め15年4月1日に運営を始める。
同ホテルは海の上にせり出した水上バンガローやビーチに面した部屋など、サンゴ環礁の島の地形を生かした施設を持っており、客室数は65で、宿泊料金は1泊6万円前後からになる見通し。
同ホテルの顧客層は欧米の新婚旅行とダイビング客に偏っており、このところ稼働率が低下しているが、星野リゾートは、野生のイルカの見学ツアーや島で育ったブドウで生産したワインの提供といった観光プランを用意し、日本国内で同社の宿泊施設を使っているシニア層などの利用を促すということです。