2014年09月22日
わしょくワークス、シンガポールにレストラン出店
JA全農などが設立した株式会社わしょくワークスが17日、国産食材を使った和食レストラン「匠花蝶(たくみかちょう)」をシンガポールに出店したというニュースです。
同社は、レストラン運営や食材冷凍などのノウハウを持つ株式会社フードワークスとともに2月に設立、調理した和食を国内で急速冷凍して輸出し、現地で提供することで、国産農畜産物の輸出拡大につなげる。
わしょくワークスは資本金8000万円で、全農が49%、フードワークスが51%出資した合弁会社。
「匠花蝶」は約400平方メートル、80席ほどで、1日に仮オープンし、23日にグランドオープン、懐石料理や和牛を使った料理などを提供する。
国産の農畜産物を使って日本の板前が国内で調理し、同社の冷凍システムで急速に凍結することで、品質を保ち、そのまま海外へ冷凍コンテナで運ぶ。
現地に日本の料理人がいなくても、決められた解凍方法や盛り付けなどを守れば本格的な和食を提供できるということです。