SUPER GTがタイで10月開催!
日本で人気を博す国際モーターレースがタイに上陸。
ブリーラムに新しく建設されたサーキットで、熱戦が繰り広げられる!
高性能GTカーが熱い戦いを繰り広げる、日本発の国際レース「スーパーGT」。一般車をベースにレース用に改造されたマシンが、限界ギリギリの速度でコンマ1秒を争う。その興奮は多くの人を引きつけ、2013年の年間平均動員数は5万6800人、年間総動員数は51万1200人を記録した。これは、プロ野球の1試合あたりの平均観客動員数2万5517人やスーパーフォーミュラの3万1447人を上回っており、国内でも有数の動員力を誇っている。
そんな人気のレースが、ついにタイでも開催されることとなった。第7戦となるタイ大会の開催は10月4、5日。舞台となるのは、約20億バーツを投じ建設されたブリーラム・ユナイテッド・インターナショナルサーキット。最大収容人数は5万人。F1コースを多く手がけるドイツの建築家ヘルマン・ティルケ氏による全長4.554キロメートルのコースは、メインストレートから第1コーナーを抜け、約1,000メートルの直線と折り返しが特徴だ。
サーキットのプロジェクトチェアマンであり、タイプレミアリーグの強豪、ブリーラム・ユナイテッドのオーナーでもあるネウィン・チドチョブ氏は、「サッカーと同様に、ブリーラムをモータースポーツでさらに発展させたい。東南アジアでモータースポーツの先端に立ちたいと思っている。20年もの歴史があるスーパーGTを行うことで、多くの人にサーキットを認知してもらえるきっかけになるだろう」と話している。
GTアソシエイションの坂東正明代表取締役は、「タイは日欧米の自動車メーカーが多数進出し、自動車産業の発展は目を見張るものがある。アフターマーケットの関連産業も盛ん」と、タイが開催の地にふさわしいことを強調した。
レースはGT500とGT300の2クラスに分けて行われ、参戦はGT500が日産、ホンダ、トヨタ。GT300は前述の3車両に加え、スバル、フェラーリ、ポルシェ、BMW、メルセデス・ベンツ、アウディ、アストンマーチン、ランボルギーニ。
チケットは、1日券500バーツ〜、2日券750バーツ〜。電話または現地で購入を。詳しくはwww.bric.co.thへ。レースはチャンネル9で生中継される。
【タイ】SUPER GTがタイで10月開催!
2014年09月08日