2014年07月11日
東京で理髪店13店を運営する銀座マツナガが、ベトナムで理髪店の運営を始めたというニュースです。
日本では理髪店の市場が頭打ちのほか、人手不足もあって理容師のなり手が減っており、ベトナムで店舗を増やすほか、現地で育成した理容師を日本へ送ることも視野に入れる。
アジアでは初めての店をホーチミンで7月上旬に開業、日本の店舗で働いていたスタッフ2人を常駐させるほか、通訳兼見習いとして現地スタッフ1人を採用した。当面の顧客はベトナムに住む日本人だが、現地の富裕層も開拓して店舗展開を進める考え。
理容師の育成はホーチミン店を拠点とし、現地でまず日本式の質の高いサービスに触れさせ、技術や接客のノウハウを教える。初年度はまず20人程度を募集し、育成した人材は現地や日本で働いてもらう。
現在の制度ではベトナムで経験を積んでもそのまますぐに日本で働けるわけではないが、今後、制度が変わる可能性があるとみてベトナムでの人材育成を進めるということです。