2014年07月07日
25日、米経済誌「フォーブス」が発表した「2014年アジアを代表する社会貢献活動家47人」にタイから4人が選ばれた。
① 大手通信会社の「dtac」創業者、ブンシャイ・ベンチャロンカクン会長。2012年に、タイで最大規模の現代美術館「MOCA」を設立し、毎年3200万バーツの維持費を個人資産でまかなう。
②タイ小売最大手「CPグループ」創業者、ティパーポーン・チアラワノン会長の娘。1999年に、恵まれない子どもたちを援助するNPO団体「プッタラクサー」を設立。不動産ビジネスや家具の輸出入業を行うD TGROUP代表。
③タイ工業団地開発会社「アマタナコングループ」創業者、ウイクロム・クロマディット会長。作家としても活動し、仏教関連書籍30万冊を学校や刑務所へ寄贈。そのほか政府研究センター建設のために土地の無償提供を行った。
④ ブンシュー・トリートン元財務省大臣、元大学庁(現タイ政府高等教育委員会)大臣。個人資産の25%を国の教育発展のために寄付。タマサート大学ラムパーンキャンパスを建設するための土地の無償提供と、同校の建設費1億バーツを寄付。また、恵まれない子どもたちへの奨学金援助も行う。
なお、選考は寄付額の大小に関わらず、社会貢献活動の内容を考慮して選出している。
(6月3日=カプッック)