2014年06月01日
自動車部品の金型製造を手掛けるサンヨーエンジニアリングが、タイに進出する。まず6月に、レンタル工場で金型製造と部品加工を始め、3年後に自社工場設立をめざす。
タイ南東部ラヨーン県の工業団地に敷地面積1100平方メートルのレンタル工場を確保、金属加工用の工作機械や部品加工のプレス機を導入し、初期投資額は約1億円で、同社にとって初の海外進出となる。日本人の社員1人が駐在し、現地では幹部社員として、日本で研修生として働いた経験があり日本語が話せるタイ人6人を採用、彼らに製造技術を習得させながら、現地の従業員を最大30人まで増やす。
東南アジアでは部品に比べて金型分野での日系企業の進出が遅れており、現地で操業している日系メーカーを中心に需要が見込めると判断した。
ニュース提供元:海外進出ニュース