2014年03月02日
王子ホールディングスがミャンマーに現地法人を設立し、段ボール事業を開始する。
新会社の名称は「Oji GS Packaging (Yangon)」で、マレーシアの同社子会社GS Paper & Packagingが過半数出資して、現地パートナーとの合弁で設立、資本金は1,550万ドル(約15億8,000万円)。ヤンゴン郊外のミンガラドン工業団地内に段ボール工場を建設し、2015年5月に営業を開始する予定。
ミャンマーの段ボール業界は、近代的な加工設備をもつサプライヤーが限られており、外資大手の進出は同社が初めてということで、同社は、日本の段ボール加工技術と東南アジア事業で培った事業ノウハウ、人材を投入し、経済発展に伴って増加する段ボール需要を取り込んでいくとしている。
同社は現在、東南アジアでは18カ所の製造拠点でパッケージング事業を行っており、今回のミャンマー工場はく21番目の製造拠点となり、進出国では、ベトナム、マレーシア、タイ、カンボジア、インドに続き、6カ国目の進出になる。
ニュース提供元:海外進出ニュース