2014年01月08日
賃金の引き上げを求め、教師たちによるストライキが続いている。金曜日に発表された声明の中で、教育省のPin Chamnarn代理大臣は倫理規定と教育法を破りストライキを行っている教師、教育担当官らに1~500万リエルの罰金を科す、と警告した。
またカンボジア独立教師組合(CITA)のRong Chhun代表がストライキを呼びかけた後、すぐに発行された声明の中でもChamnarn代理大臣は、教育の質や作業達成に支障をきたす教師らに対し、 罰金に加え、降格や早期退職、1年間の定職、解雇などの重罰を科しえる、と述べている。
月収250US$への賃上げを求める抗議活動は、日曜日に予定されていた。しかし、政府が抗議活動を禁止したこと、教師の数がストライキを強行するに足りなかったことなどを考慮し中止された。
その後まず、プノンペンとカンダール州、シェムリアップ州の教師らが、指導を拒むなどストライキに踏み切った。しかしそれを受け政府は、警察官を学 校へ派遣しストライキを禁じるなどの措置を取っている。現時点で、どれ位の教師がストライキをしているか明らかになっていないが、CITAに所属していない教師らも、抗議活動を行っているとの報告もある。
CITAによると、教師らの最低賃金は今月には100US$まで賃上げされたが、これまでひと月80US$であった。
ニュース提供元:クロマーマガジン