2013年12月11日
セコムがミャンマーで本格的な警備事業を始める。
2014年1月にヤンゴンに合弁で現地法人を設立、セコムが51%、残りを衛星放送事業を手掛ける財閥系企業シュエタンルイングループなどが出資する。警備員100人を採用し、事務所や工場に監視カメラやセンサーを設置、緊急時にヤンゴン3カ所の待機所から警備員が現場に急行する。
ミャンマーでは工業団地の整備や日本との直行便の就航が追い風となり日系企業の進出意欲が旺盛だが、警備業が未発達で、企業を中心に質の高い警備サービスの需要が見込めるとみている。
ミャンマーなど東南アジアでは、警備員を常駐させるやり方が主流だが、人件費の上昇で警備会社との契約料があがる傾向にあり、セコムは防犯センサーなど先端のITを駆使し、コストを抑えながら確実に防犯できる点をアピールし、契約先を増やす。また中間層の増加をにらみ、法人向けで認知度を高めながら、家庭向け警備市場も開拓する。
ニュース提供元:海外進出ニュース