ミャンマーで不動産をお探しの方へ
ミャンマーで不動産をお探しの方に、知っておくべきポイントとサポートしてくれる専門家をご紹介する特集ページです。
ミャンマーの不動産事情
「ミャンマーの不動産は、家賃が高い」。ミャンマーに興味を持っている方ならこういう記事を読まれたことはないでしょうか?数年前まで続いた不動産価格急上昇の影響を受け、家賃が高く設定されています。需要が供給に追いつかない事もあり、物件オーナーは強気でなかなか値引き交渉が出来ず、住む所によってはシンガポールやニューヨークよりも高い家賃で住んでいる人がいることも事実です。インフラがまだまだ整っていないため停電が発生、時には断水することもよくある話です。安い物件に住んで後悔している人も少なくありません。
しかし、数年前に比べると状況が好転してきているのは確かなので、ちゃんとした仲介業者をみつけ、相場にあった的確なアドバイスの下物件選びをすれば、予算に見合った良い物件を見つけることも可能です。
今回はミャンマーの中で一番人口の多いヤンゴンを中心に、不動産選定に欠かせないポイントを紹介します。
ミャンマーの居住エリア
賃貸物件を選ぶ際、考慮しなくてはいけないのは勤務地からの距離です。渋滞が日常茶飯事の為、出来るだけ勤務地から近い住まいを選んだほうがいいです。オフィス兼住居で探す方は周辺環境が自分のビジネスに合った環境か考慮しましょう。
①ダウンタウンエリア
賃貸物件を選ぶ際、考慮しなくてはいけないのは勤務地からの距離です。渋滞が日常茶飯事の為、出来るだけ勤務地から近い住まいを選んだほうがいいです。オフィス兼住居で探す方は周辺環境が自分のビジネスに合った環境か考慮しましょう。
Sakura Tower(サクラタワー)と言う日系会社が建設した20階建てオフィスビルをはじめ、政府系のオフィス、各銀行本店もありヤンゴンのビジネス中心地になります。このエリアにオフィスを構える日本人企業も少なくありません。各種レストランやスーパーマーケットも多数あり便利なところです。Kyauktada Township、Lamadaw Township、Pazundaung Townshipなどのエリアです。
②レジデンスエリア
このエリアには日本国大使館や日本人学校、 またオフィスを構えている日系企業も多いです。比較的停電も少なく、各方面へのアクセスもいいですが賃料が高いのが難点。コンドミニアムが多く、安めのローカルアパートを見つけるのは難しいです。 Ahlon Township、Dagon Township、Bahan Townshipなどのエリアです。
③ヤンゴン大学周辺エリア
ヤンゴンの西側のエリアで、もともとローカル色が強いエリアですが、最近大型ショッピングモールが完成し徐々に発展してきています。ローカルアパート数が多く比較的安い物件を見つけることができるので家賃を抑えたい人にはオススメのエリア。 通勤時の渋滞には注意が必要です。Sanchaung Township、Kamaryut Townshipなどのエリアです。
④空港方面エリア
元々住宅が多いエリアですが、最近の人口増加に伴い開発が進んでいるエリアです。建設中の大型コンドミニアムが増えてきましたが、ローカルアパートも多数あるので、家賃を抑えたい人やヤンゴン北部の工場等で働く人が多く住んでいます。ですが、日本人の住んでいる数は少ないです。Yankin Township、Tamwe Township、Mayangonなどのエリアです。
⑤ヤンゴン郊外&スターシティーエリア
スター・シティーはヤンゴン郊外に建設された大型コンドミニアムで、ヤンゴンと経済特区に指定されたティラワの中間地点です。ヤンゴン市内から車で1時間弱の距離ですが、建物内には飲食店、スーパーマーケット、ジム、プール、ゴルフ場などがあり、生活に必要な物が全て揃っています。ティラワで勤務の方にはオススメです。
ミャンマーで賃貸できる不動産の種類とその家賃相場
不動産の種類 |
特徴 |
家賃相場 |
コンドミニアム |
部屋のサイズや立地によって違います。3LDKタイプが多く、部屋は広め、EV・セキュリティー完備。オーナーによって部屋に家具が付いていたりします。 |
US1,000$~US5,000$ |
戸建て |
規模、築年数によって金額が全く違います。高級住宅街の戸建ての販売価格が日本円で数億円です。高いのであまり外国人は借りません。 |
US2,000$~US15,000$ |
サービスアパートメント |
コンドミニアムタイプの建物にサービス(クリーニング等)が付いたものです。ジェネレーターも付いているため水・電気の心配はありません。家具家電完備。 |
US3,600$~US10,000$ |
ローカルアパート |
基本的にはホールタイプ(間仕切りがない)、小さなキッチン、トイレ・シャワールームがついたもの。家具付き物件や内装工事済物件もあり。EV無しのため上階は家賃が安く、下階は家賃が高く設定されます。 |
US300$~US1,500$ |
ホテル |
ミャンマーでは、駐在員でもホテルに滞在しているケースも少なくありません。ホテルに寄って設備が違います。安い所だと停電、断水するところもあるので確認が必要です。 |
一泊:US40$~US300$ |
記載した金額はあくまで目安なので、上記より賃料が高い場合もあります。高い物件にはそれなりに理由があり、安い物件にもそれなりに理由がありますが、建物の欠陥は教えてくれないことが多いので事前にチェックが必要です。ちゃんとした不動産業者をみつけましょう。
最後に
まだまだ法律が一般市民まで行き届いていない為、不動産仲介業者や個人ブローカーが数えきれないほど存在します。一般的に賃貸契約は1年。契約時に1年分の家賃を貸主へ前払いと、契約手数料を仲介業者(ブローカー)に支払います。基本敷金・礼金はありません。
家賃の金額は貸主が決めるためとても流動的です。事前に聞いていた金額が高くなっていることはよくあり、借りる側が外国人だとわかると急に賃料を高くし、そこから価格交渉に応じないケースがあります。今までに多い被害は、次年契約更新時に賃料を値上げされてしまうことです。
そういうことが起こらないためにも事前に契約で取り決めをしましょう。
ミャンマーの不動産の一覧です。
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