インドネシアで不動産をお探しの方へ
インドネシアで不動産をお探しの方に、知っておくべきポイントとサポートしてくれる不動産会社をご紹介する特集ページです。
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インドネシアでの不動産探しについて
インドネシアに転勤・移住する日本人が必ず困るのが不動産探しです。インドネシアでは、日本と異なり、不動産に関する情報があまりオープンになっておらず、限られた時間の中で自分に合う物件を探すのは至難の業と言えます。
予算、家族構成、通勤、通学、買い物の利便性など、部屋探しで考慮しないといけないことはたくさんありますが、インドネシアが初めての方が一番気になるのが、各地域の特徴ではないでしょうか?
そこで、ジャカルタの居住エリアの特性やジャカルタでの商習慣、部屋探しで留意しないといけないポイントなど、ジャカルタで不動産探しをする日本人・日本企業に役立つ情報をご紹介させていただきます。
インドネシアの居住エリアについて
ジャカルタで日本人が居住するエリアはある程度限られています。その中でも各エリアの特性を理解しご自分に合ったエリアをご選択されることがお部屋探しの第一歩となります。
①タムリン・スディルマンエリア
ジャカルタの中心部であり最大のビジネス街です。以前はほとんどの日本人がジャカルタ郊外の住宅エリアに居住していました。しかし、近年激しさを増すジャカルタ市内の渋滞により通勤時間が年々長くなっているため、移動効率を考慮し、ビジネス街である当該エリアに居住する日本人が増えています。
自然が少なく日本人学校からも遠いため、お子様連れの方に適しているとは言えませんが、日本食レストランや日本の食材を扱うスーパーもあり、単身者やご夫婦でお住まいになる方には不自由なく暮らせるエリアです。
②クニンガン・カサブランカエリア
ジャカルタの中心部から少し南東に位置するエリアです。日本人学校から遠く日本人向けの商業施設も多くはありませんが、高級ホテルや高級ショッピングモールが複数あるため日々の食事やお買い物に不便を感じることはありません。
また、高速道路へのアクセスが良く、ジャカルタの東にあるブカシ・チカラン・カラワン方面の工業団地に通勤しやすいエリアですので工業団地にお勤めの単身者やご夫婦には選択肢の一つとなるエリアです。
③スナヤン・SCBDエリア
中心部から少し南西にあるエリアで、日本人や欧米人が多い高級商業エリアです。スディルマンに近接するエリアで、こちらも通勤の利便性は高いエリアですが、アパートの賃料はタムリン・スディルマンエリアよりも高めの設定となっております。
④ブロックM・ガンダリアエリア
スディルマンエリアと日本人学校、どちらへも向かいやすいため、ご家族連れの日本人に人気のエリアとなっています。特にガンダリアエリアは近年日本人居住者が急増しており、それに伴い日本の食材を扱うスーパーマーケットや日本食レストランも続々とオープンし利便性が飛躍的に向上しています。
⑤ポンドックインダエリア
南ジャカルタの閑静な高級住宅街です。日本人学校に近く自然も多い環境のため、お子様を帯同している駐在員に昔から人気のあるエリアです。渋滞のため通勤に時間がかかることはある程度覚悟しないといけませんが、前述の通り良好な住環境であるため依然として人気の高いエリアとなっています。
⑥クマンエリア
南ジャカルタにある欧米人に人気のエリアです。多くの欧米人が居住しているため、おしゃれな雑貨屋さんやカフェ、バー、レストラン、ブティックなど様々なショップが立ち並ぶエリアとなっています。日本人学校からもさほど遠くないためお子様帯同の日本人が多く居住していますが、ジャカルタ中心部へはある程度時間のかかるエリアになります。
⑦クラパガディンエリア
ジャカルタの北東部に位置するエリアです。日本人の多くが居住する南寄りのエリアからは離れており日本人居住者はやや少なめですが、タンジュンプリオク港やスンターの工業団地に日系企業が比較的多く存在しており、ジャカルタ南部からの通勤は非常に時間がかかるため、このエリアにお勤めの特に単身者には便利なエリアです。モール隣接型のアパートメントが多く、賃料はジャカルタ南部と比較してかなり安く設定されております。
インドネシア不動産の種類と家賃相場について
アパートメント |
日本におけるマンションに相当します。選択肢が多く最も人気の物件種別で、駐在員の8割以上はアパートメントに住んでいます。ほとんどの物件にプールやジム、コンビニなどが完備されており安全性と利便性に優れています。 |
サービスアパートメント |
アパートメントに洗濯や掃除、朝食などのサービスが付いています。 同じクオリティの建物の場合、アパートメントより30%~40%程度賃料が高くなります。 |
タウンハウス |
警備員が配備された区画内に建っている一戸建です。ペットを帯同する方にはこちらの物件が人気です。 |
一戸建て |
一般に庭付きの住宅で、日本の戸建て住宅よりも敷地が広く、建物面積も大きく作られていますが、セキュリティ面に不安があるため社員の一戸建てでの居住を禁止している企業も多く、日本人駐在員で一戸建てに住んでいる方はほとんど居ません。 |
※補足
ジャカルタでのアパートメントの賃料に関して、日本人が居住しているエリアではエリアごとの傾向はあまりなく、同一エリア内でも建物のグレード等によってかなりの差があります。1ベッドルームでUSD600~3,800/月、2ベッドルームでUSD800~4,500/月、3ベッドルームはUSD1,000~6,000/月が一般的な相場となります。
インドネシアの不動産契約についての注意点
アパートメントの多くは契約期間が1年以上となっております。オーナーは長い契約期間を好む傾向があり、1年契約より2年契約の方が家賃が安いケースがよくあります。サービスアパートメントは週単位や月単位での契約が可能です。
①家賃の支払い
日本での家賃の支払いは1ヵ月ごとの支払いが一般的ですが、インドネシアでは契約期間の家賃全額を一括で前払いするのが一般的です。
②途中解約
基本的には途中解約が認められません。やむを得ず途中で契約を終了する場合は、残り期間分の賃料は返却されません。
③その他
入居の際に日本での敷金に該当するセキュリティデポジットを貸主に預けますが、基本的には退去時に返金されます。返金される金額の比率は日本よりも高く、故意や過失で破損した箇所が無ければ全額返金されることもよくあります。一般的に通常使用による汚損などは修復を求められない傾向が強いです。更新時には貸主側に特段の事情などが無くても貸主側から更新を拒否できます。
インドネシアで生活するためのポイント
①インターネット
ジャカルタのアパートメントの多くは予め利用できる回線業者が決まっており、回線速度や料金にかなりの差があるため注意が必要です。
②飲料水とガス
ジャカルタの水道水は飲用に適していないためキッチンにウォーターサーバーが設置されています。ウォーターサーバーの水が無くなったら入居者自身で注文する必要があります。ガスもジャカルタでは都市ガスが整備されていませんので、コンロの下にプロパンガスのタンクが設置されています。ガスも水と同じく入居者自身で注文する必要があります。
③メイド
ジャカルタでは日本人家庭でも多くの方がメイドを雇っています。メイドには住み込みと通いの2種類がありますが、日本人の多くは通いのメイドに週2回ないし3回来てもらって掃除、洗濯、アイロン掛けなどの家事を代行してもらっています。メイドの給料は家の広さにもよりますが、週3回で8,000円から15,000円程度です。
④その他
ジャカルタに住む多くの日本人はスリや引ったくりなどの軽犯罪に巻き込まれないようにするため、バスや電車などの公共交通機関を利用せず、移動手段として会社から支給された運転手付の車かタクシーを利用しています。ほとんどのアパートメントでは、家賃に1台分の駐車場料金が含まれています。
インドネシアの不動産の一覧です。
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