中国で不動産をお探しの方へ
本ページでは、中国(上海)での不動産をお探しの方に、知っておくべきポイントとサポートしてくれる専門家をご紹介します。
▼中国で不動産を見つけるために知っておきたいポイント
▼中国での不動産について相談先を見つける
中国(上海)の不動産事情と居住エリアについて
上海の街はとても大きく、蘇州川を挟んで「浦西(ぷーしー)」・「浦東(ぷーどん)」と呼ばれ、各エリアごとにさまざまな特徴を持っています。2010年の上海万博をきっかけに街は急速に変化し、地下鉄が上海中を走り今もまだなお建設が続いております。地下鉄主要駅を中心に大型ショッピングモールや高層マンションが立ち並び、一昔前に比べると人々の生活レベルは格段に上昇しました。 それと比例するように日本企業の現地法人も増え、そこで働く日本人も必然的に増加して、日本人向けの住宅はもちろん学校や幼稚園、託児施設も充実し、日系スーパーや和食レストランなども多く日本と変わらない生活を可能にしています。 外国人は基本的にどのエリアでも居住可能なので、それぞれの生活スタイルや家族構成によって居住エリアを選んだら良いでしょう。
①虹橋・古北(浦西)
古くから日本人が多く住むエリアで、日本領事館・日本人小学校・日系幼稚園・日系の大型スーパー・和食レストランなど、日本語の通じるお店が多いので中国語が分からなくても安心して生活出来るエリアです。また、虹橋空港や上海近郊へ移動の際の虹橋駅に近いのもこのエリアです。
②静安寺・南京西路(浦西)
市の中心よりやや西側にあり、日系ブランドや日系スーパーの入る久光百貨店があります。最近は新しいショッピングモールが出来ておしゃれなレストランなども増え欧米人にも人気のエリアです。単身者やご夫婦世帯にもおススメです。
③中山公園(浦西)
虹橋と静安寺のちょうど中間地点で、大型ショッピングモール・外資系スーパーがありとても便利なエリアです。ニトリがあるのもこのエリアですが、学年齢のお子様がいるご家庭は学校や幼稚園までやや距離があるため単身者やご夫婦世帯に人気のエリアです。
④日本人学校エリア(浦東)
浦東には日本人学校が集まっているエリアがあります。大きな公園や緑の多いこのエリアは浦東の中でも特に人気のあるエリアです。日本人小学校を始め、中学部・高等部があり、日系幼稚園・日系スーパー・和食レストランなど日本語の通じるお店が多いので日本語が分からなくても安心して生活出来るエリアです。浦東空港にも近くこれからますます便利になっていくことでしょう。
⑤陸家嘴エリア(浦東)
浦東のオフィス街、金融エリアで、中国で最も高い上海中心や森ビルの愛称で呼ばれている上海環球中心、テレビ塔の東方明珠、大型ショッピングモールなどがあります。蘇州川沿いには超高級高層マンションが立ち並び、その利便性からも人気のエリアです。
中国(上海)で賃貸できる不動産の種類とその家賃相場
上海の住宅には日本人が一般的に利用するものだけでも、たくさんの種類があり人気順に並べると、
日系マンション → サービスアパートメント → 一般的なマンションとなります。
不動産の種類 |
特徴 |
家賃相場 |
日系マンション |
最近では日系マンションも減少の傾向にありますが、浦東日本人学校隣の日系マンションは、敷地内にある通用門から登校出来るとあって特に人気です。マンション内にはジムやプールはもちろん、上海の主な場所へのシャトルバス、敷地内に日系スーパーやレストランなどもあり、とても便利です。また、夏祭りや餅つきなど季節ごとの行事がある日系マンションも多いようです。 |
2LDK:24,000元~ |
サービスアパートメント |
ホテル内の一部の部屋に長期滞在者向けにキッチンや家具、食器を備え、シーツの取換えや清掃などホテル式のサービスが受けられます。また朝食サービスが付いている場合もあるようです。ただ、日本語対応のスタッフは少ないか、もしくは英語や中国語対応となるので、慣れていないと不便に感じるかもしれません。 |
2LDK:30,000元~ |
サービスアパートメント |
建物全体がサービスアパートメントで一般的なマンションのお部屋に定期的にシーツの取換えや清掃が入るイメージです。こちらも、日系のサービスアパートメント出ない限り、日本語対応ができる可能性は低くなりますので、慣れるまでは少し不便に感じるかもしれません。 |
2LDK:15,000元~ |
一般的なマンション |
賃貸される部屋は基本的に分譲マンションで沢山の物件の中から選ぶことが出来ます。法人所有のディベロッパー物件は、日本語対応が可能で住宅の質も高く管理も行き届いており付加価値のある物件が多いです。個人所有のオーナー物件は、不動産会社の仲介なので中国語対応のみになることが多く、同じ間取りでもオーナーによって全く部屋の雰囲気が違うので好みの物件見つけるのに時間がかかる場合が多いです。 |
【法人所有物件】 【個人所有物件】 |
不動産契約に関する日本との違い
上海で賃貸される住宅は基本的に家具・家電付きです。一部のサービスアパートメントでは食器や鍋類なども備え付けられており入居したその日から生活が可能となっています。最初から揃っている家具の主なものには、ダイニングテーブルセット・ソファー・ベッド・クローゼッット・カーテンなどがあり、家電ではテレビ・エアコン・冷蔵庫・電子レンジ・洗濯機などがあります。
足りないものや交換してほしいものがある場合は交渉可能ですが、その分家賃に上乗せされる場合もあります。日系マンションなどは家具や家電をレンタル出来る場合もあります。
インターネットの回線は個人オーナー物件の場合、借主自身で契約する場合が多いですが、交渉次第では家賃込とする事も可能です。
また、賃貸には管理費も含まれており契約は1年契約が多く、1年間の家賃を先払いや2年契約で交渉すると割引があったりします。 契約の際には仲介手数料(基本賃料1ヵ月分)、押金と呼ばれる敷金にあたるもの(家賃2ケ月分)が必要で、押金は退去の際修繕費など差し引いて戻ってくることが多いですが、個人オーナーの場合はトラブルになりやすいので注意が必要です。
監修:株式会社エイブル
中国の不動産の一覧です。
チェックを入れたオフィスに一括お問い合わせすることが出来ます
中国関連特集ページ