ベトナムの首都はハノイで都市人口は700万人弱。ホーチミンは実は首都ではないのですが、人口はハノイよりも多く730万人弱となっています。
2014年現在は9200万人前後の人口を抱えている国となり、今後も急激な伸びはないにしても着実に人口も増加して行く国の一つに数えられています。
GDPも2014年度予測の7.2%、2015年度予測の7.5%と今後の成長にも期待かかっており、一人当たりGDPの目標値は2015年までに2100USドル相当になっています。2010年の1200USドルから考えると5年で200%近い伸びを記録しているため、2020年に向けては消費の急拡大ポイントとなる一人当たりGDPの3000USドルを超えてくるのではないかと考えられます。
2010年から2020年への10カ年国家戦略として打ち立てられているのは、「市場経済精度の整備」「平等な競争環境の創出」「人材育成」「インフラ整備」「工業国化」となっており、右往左往はあるにせよ全体的な政策のベクトルはこれらのポイントが軸になっていくことは間違いないようです。
競争著しいASEAN諸国の中でベトナムが今後どのように競争に打ち勝って行くのか、またそれに伴い変化する労働市場や消費市場に日本企業としてどのように適応して行くのか、戦略的に事業運営をしていくことが求められそうです。
ベトナムの市場調査、マーケット調査についてご興味ある方はこちらをご覧ください。専門家へのお問合せが可能です。
→海外市場調査特集ページ
なお、弊社では以下のような個別ご相談会も随時、開催しております。ぜひお気軽にご相談ください。
ヤッパン号を運営するIshinSG代表が応える「アジア進出相談会」