香港に法人を設立する理由は各社色々とあるため一概にコレが理由です、とお伝えするのは難しいという大前提ではございますが、進出をした多くの企業は比較的以下のような点をポイントとしていました。
1. 中国ビジネスとの中継地点
香港から電車で中国に入国することが可能で、電車でも行き来できる広州は中国の中でも第三の都市と言われる規模で経済発展も著しいため、香港に法人を設立し、広州を中国市場への入り口として中国ビジネスに進出して行く企業が多いです。また、製造業への材料の調達拠点としてインフラの整った香港が大きな役割を果たしています。
2. 税率が低い
香港の法人税率は最大で16.5%と非常に低く設定されており、香港法人としての事業収益にかかる税金が非常に低いのは大きなメリットでしょう。事業収益のみならず、例えば持株会社を設立した場合には子会社からの配当には非課税となりますし、第三国間での仲介貿易も同様です。香港の法人に課せられる税率は世界的に見ても比較的低い数値であり、これは法人にとって大きなメリットと言えるでしょう。
3. 法人設立登記が簡単
比較的容易に法人を設立できる国であるという点も良く言われる理由の一つです。もちろん商業登記や銀行口座開設などの手続きは済ませなくてはなりませんが、登記にかかる期間が短かったり、必要な手続きが少ないというのが香港の大きな魅力となっています。
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→香港で会社設立 (法人設立) する手順まとめ
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