アメリカの会計は日本以上にコンピュータ化が進んでいます。かなりコストのかかる包括的なシステムから$150ほどで入手できる簡易会計ソフトまであり、その会社にあったシステムを導入することとなります。
中小企業の場合は 「Quickbooks」 というシステムがかなり浸透しています。簡易ソフトといっても請求書の発行から在庫管理、売り掛け、買い掛け管理あるいは予算管理まで通常必要なことは大抵カバーされています。
大きな会社になり、業務分担が複雑になりシステムのユーザーがふえるともう少し高額のシステムを利用することとなります。また製造業などに関しては、より複雑なシステムが必要になるかもしれません。
次に外国に会社があり複数の通貨を利用する、あるいは複雑な管理会計が必要となってくると、さらに高度なシステムを利用することとなります。
ただ Quickbooks など簡易システムより上位のものとなると値段的にも数万ドル程度になりますので、十分に機能を見極めることが必要です。多くの場合、大規模ソフトの導入に比べて、特定の機能のみを別ソフトで運用した方が経済的です。
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