アジア人マーケットとは、一般的に“Asian Market”と呼ばれる市場で日本人、韓国人、中国人、フィリピン人、ベトナム人、インド人などの移民により構成される市場です。
近年アジアからの移民が増え、また一般的に教育水準が高く専門職につき、所得が高い人たちが増えています。
在米アジア市場を考える時、最初に思い浮かぶのはアジア系最多を誇る中国市場でしょう。
ここ10年間で中国本土からの移民が急増し、割合は本土 10、台湾は 2 です。大陸の中国人は意見や考えをはっきりさせ、アメリカ人の国民性に似ています。
ちなみに、期間限定キャンペーンに対してはもっとも反応がいい国民性のようです。
また、韓国人は大陸文化を持ちつつ、ブランド信仰が強く、教育熱心なところが日本人に似ています。
ある言語に対応した広告を作成する際、話す人口の多少にかかわらず、大体同じぐらいの経費が必要となります。
つまり、人口の多い中国人でも少数の日本人でも広告費は同じということです。
そのため米国系大企業は人口の多い中国人に絞ってマーケテイングをする場合が多いようです。
英語と中国語を押さえれば、かなりの割合のアジア人をカバーできるでしょう。
新規市場を開拓するならベトナム市場が注目です。
人口統計によると南カリフォルニアのベトナム人は韓国人よりも多く、基本的に親日派です。
体型も日本人に近く、アパレル企業はサイズ調整が不要です。
また、韓国と違い、自動車、家電など確立されたブランド企業がないことも利点です。
さらに自営業が多く、親密なコミュニテイを形成していることから、一度、信頼関係を築けば口コミが期待できます。
アジア市場に限らず、アメリカ市場でも日本人や日本企業への信頼はまだまだ絶大です。
飲食店経営なら質が高く、本物志向と思われるようです。
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