アメリカは訴訟社会です。何か問題が発生すると、弁護士の介入が非常に多いのが現状です。
アメリカでビジネスを始めるときに判断しなければならないことは「自社、あるいは自分にとっての財産が何なのか?」「その財産はどの程度のリスクにさらされているのか?」「そのリスクを軽減するためにはどのようなことが必要か?」ということです。
まずは米国法人を設立することで、本社に訴訟が直接持ち込まれないようにひとつの“層”を設定することができます。法人は基本的には有限責任ですから、株主は出資の範囲内で責任をもつこととなり、それ以外の財産が訴訟リスクにさらされることは例外を除いてはありません。
その次に PL 保険をその現地法人で購入すると共に、本社としても PL 保険を見直すことが必要でしょう。
アメリカの会社設立に関して、具体的なご質問などございましたら、下記より専門家へのお問合せが可能です。
→アメリカで会社設立 (法人設立) する手順まとめ