タイのオフィス賃料相場は他の国々と比較をすれば比較的安い相場になると思われます。
特にアジアの主要都市となる東京や北京・上海、香港やシンガポールといった国々と比較をするとその相場の安さは群を抜いています。バンコクであっても東京の5分の1ほどの相場のオフィス賃料で探すことも可能な状況になってます。オフィス賃料だけをピックアップして比較をすれば、タイのランニングコストを抑えることの出来る要因の一つにはなります(ただし、タイ法人のランニングコストはいくつかの別の要因もあり、実際にはそれほど安い訳ではありません)。
近年、タイでも少しずつその賃料相場は上昇し始めてきており、2012年にはバンコクの賃料相場は約9%上昇したと言われています。それでも他の主要都市と比べると低い相場にありますが、賃料の上昇が問題というよりもオフィスの数そのものが少ないという点が問題になっています。
時期によっては希望している立地、広さのオフィスを手に入れることがかなり難しくなってしまうので注意が必要ですし、今後さらにタイの経済が豊かになっていくと法人の売上も伸び、結果としてよい立地のオフィス賃料の上昇圧力になる可能性も高いと考えることが出来ます。
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