一口にカントリーリスクと言っても実際には細分化されたリスクの総称でもあります。経済リスク、政治リスクは特に有名ですが、それ以外にも集中リスク、自然災害リスク、信用リスク、ソブリンリスク、金融(為替)リスクなどをさす場合もあります。
そして、これら全てにおいて顕著なリスクを有している国はそこまで多くはなく、それぞれの国がそれぞれに特徴的なリスクを持っていることが多いです。
2014年2月現在、タイのカントリーリスクで特に大きいのは政治リスクでしょう。大きくはタクシン派と反タクシン派に分かれたデモは、収束の目処は立たずタイの今後に大きな影を落しているといっても過言ではありません。
また、タイの場合、特に注意をすべきは自然災害リスクです。現在は世界の製造工場の一つと言っても良いタイには、台風などを原因とした洪水のリスクがあり、洪水が与える世界規模の製造業サプライチェーンの破壊は、深刻な問題は引き起こします。国としての成長率を3ポイント前後も押し下げるくらいですので、一企業としてのダメージは計り知れないものになります。
タイ進出の際には、そのような点についても十分に検討し進出場所などを決定する必要があります。
タイの進出に関して、具体的なご質問などございましたら、下記より専門家へのお問合せが可能です。
→タイで会社設立(法人設立)する手順まとめ
なお、弊社では以下のような個別ご相談会も随時、開催しております。ぜひお気軽にご相談ください。
ヤッパン号を運営するIshinSG代表が応える「アジア進出相談会」
タイ進出の際に考慮すべきカントリーリスクはどのようなものがありますか?
ISHIN SG 永井貴之
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