どのような点をリスクとして捉えるかにもよりますが、ここでは法人運営におけるリスク要因として国民性を取り上げてみたいと思います。その他のカントリーリスクなどについては別頁を参考にしてください。
参照:「タイ進出の際に考慮すべきカントリーリスクはどのようなものがありますか?」
国民性と捉えてよいかどうかは別にして、タイ人には日本人と同様に「集団行動」を取る習性があるように考えられます。良い点として捉えれば、集団心理は統制の取れた行動を生み出しやすいのですが、悪い点としては、集団行動の矛先を誤ると非常に面倒な行動へと昇華されていくようです。
特にタイでは国民のデモ行動やストライキといった行動が頻繁に発生します。本来タイでストライキを起こすためには手続きを踏まなくてはなりませんが、近年では手続きを踏まないストライキが多く見られます。そのため首謀者が誰なのか、どのような目的なのかを会社側が把握できず、長期間続いてしまうことが多いのです。
もちろん企業として、従業員を尊重し労働環境や労働条件にも目を配ることが出来ている企業であれば問題は発生しないのですが、そうではない場合には注意が必要になります。
タイの会社設立に関して、具体的なご質問などございましたら、下記より専門家へのお問合せが可能です。
→タイで会社設立(法人設立)する手順まとめ
なお、弊社では以下のような個別ご相談会も随時、開催しております。ぜひお気軽にご相談ください。
ヤッパン号を運営するIshinSG代表が応える「アジア進出相談会」
タイに進出をする際に認識しておくべきリスクなどはございますか?
ISHIN SG 永井貴之
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