タイへの進出支援を行なっている企業の属性は、他の海外進出支援を行なっている企業属性と同様でいくつかのパターンに分かれます。
1. 会計事務所系
日本国内の大手中小含めた会計事務所が現地パートナーと共に進出支援から会計サポートまでを一括して提供しているパターンです。世界的なネットワークを有しているような会計事務所も多く、必要不可欠な現地の財務会計の知識に長けている方が日本語でサポートを提供している場合も多いのが特徴です。
2. 法律事務所系
会計事務所系と同様に現地パートナーと共にサービス展開をしているケースが多いです。また世界的に見ても各国の弁護士の資格は簡単な物ではないので信頼感は高いかと思われますが、同時に金額も高めに設定されていることが多いかもしれません。他方、貴社の事業展開における現地側とのパートナーとの問題が発生した際に頼れるのは最終的には弁護士になる点も認識をしておく必要があります。
3. 独立系
主にネット集客をメインに行なわれているIT業界出身の方々が提供しているケースが多く、ネットでの集客を武器に、現地にも日本人を駐在させ(あるいは現地パートナーの場合もある)進出支援を行なう代わりに、料金がリーズナブルなものになっているケースが多い印象です。現地に居住者の場合も多く、長い経験から培われた独自のネットワークや人脈などをお持ちの方もいらっしゃいます。
上記の3つはその他多くの国でも同じような傾向が見られますが、製造業の進出が多いタイには、製造系のバックグラウンドをもった企業の進出支援を提供している企業も見受けられます。特に大規模投資が必要になる製造業の場合は、業界特性がよくわかっている企業に依頼をしたいと思う場合もあるようです。
タイの会社設立に関して、具体的なご質問などございましたら、下記より専門家へのお問合せが可能です。
→タイで会社設立(法人設立)する手順まとめ
なお、弊社では以下のような個別ご相談会も随時、開催しております。ぜひお気軽にご相談ください。
ヤッパン号を運営するIshinSG代表が応える「アジア進出相談会」