日本から台湾への進出は2010年前後を境に急激に増加している状況があります。
日本からの対台湾累積投資件数は、1952年から2012年までの間で7500件弱も行なっており、その金額も173億米ドルlを超えているようです。これらの数字は、台湾への投資件数の中でも投資件数第一位、投資金額第四位という実績になります。
特に2012年頃から製造業の投資に加えて、非製造業による投資が急増しています。
これらの動きとあわせて投資金額は一定値にて止まっている様に見えますが、これは製造業の大型設備投資案件が相対的に減少し、同時に非製造業の小額投資案件数が増えたことによる一件当たりの投資金額が希薄化している点などが理由になっているようです。また、台湾国内での資金調達が増えている点も認識をしておく必要があるでしょう。
業種別に見ると、最も多い業種が卸・小売業で件数・金額共に全体の半分近くを占めることになっています。次いで、機械設備製造業や専門サービス、科学・技術サービス業、ホテル・飲食、金融・保険、等、非製造業がどんどん増えています。
他方、進出をしてからの苦労も絶えないようで、進出後の事業展開については日本国内のやり方をそのまま台湾に持って行くのではなく、如何に台湾マーケットで受け入れられるかを調査し、実行して行く必要性が極めて高い点には注意が必要です。
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→台湾で会社設立 (法人設立) する手順まとめ
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