シンガポールと日本の医療制度の最大の違いは、シンガポールには国民健康保険制度が無いという点です。シンガポールの病院を利用すると費用は全額自分で負担をしなければなりません。ただし、患者の負担を減らすためにシンガポールでは二つの対策が実施されています。
一つは医療積立金制度です。シンガポールに在住する者は強制的にこの制度に加入させられることになり、毎月給与の6%から8%ほどを積み立てることになります。この積み立てたお金は自分や家族しか使用することができず、治療費を払う際にこの積立金から払います。
外国人の場合は任意保険に加入をしてもしもの時のために準備をしておく必要があります。駐在員などの場合には、会社で日本の海外保険などを利用している場合も多いようです。仮にこのような保険を利用される場合には、適応条件なども含めしっかりと確認しておく方が良いでしょう。
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