シンガポールの人口構成は2012年に人口動態的な転換期となったと言われており、今後2030年まで一気に高齢化シフトをしていく状況です。
日本的な呼び方としては、1947年〜1954年生を団塊世代前期、1955年〜1965年生を団塊世代後期と呼ばれていますが、2012年にこの団塊世代前期が65歳になっているため、団塊世代90万人前後の人口が今後長きに渡り高齢化のゾーンに突入していく計算になります。
シンガポールは過去30年以上、出生率の低さに悩んでおり若年層が減り続けている反面、世界でもトップクラスの長寿国になっています。
移民を除外した場合、シンガポール国民の生産年齢人口は2020年に、またシンガポール国民の総人口も2025年に減少に転じる計算となり、平均年齢も40歳〜45歳の間を増加していくことになりそうです。
実際は、シンガポール政府が推し進める人口政策により大量の移民の受け入れが行なわれているのですが、これはまた国内における政治の不安定化の要因にもなりうる争点でもあり、今後のシンガポール政府の舵取りには注視していく必要があります。
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