フィリピンのモバイル市場ですが、SMARTとGLOBEの二社が圧倒的なシェアを有しておりこの二社で99%の市場シェアを抑えている形になっていると言われています。
話は変わりますが、この「SMART vs GLOBE」の構図は、実際にはインターネット回線市場(日本でいえばNTTフレッツ等)の延長線上にあり、インターネット回線市場ではPLDT(SMARTの親会社)とGLOBEの争いとなっていて、こちらに市場の90%以上を2社で抑えている形になっています。
フィリピンのモバイル市場の特徴ですが、利用者の大部分がプリペイドSIMでモバイルを利用している点にあります。日本のようにドコモ・au・ソフトバンクといった通信キャリアとの契約に縛られてモバイル端末価格と通信費の負担をいびつな形で求める形は世界的にも珍しく、フィリピンでは田の諸外国と同様に、SIMカードはSIMカードとしての契約をし、SIMフリーのモバイル端末を別途購入して、利用する流れとなります。
インターネットやモバイルを利用したビジネスもフィリピンでも活況となってきており、今後の経済成長とともに国民の所得も上昇し、それらと連動する形で色々なビジネスチャンスが生まれてくることが予想されています。
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