マニラとセブで若干の違いがありますが、ここではマニラの人件費について明記いたします。
製造業の場合、一般的な平均賃金(月額)は、一般工職で$325、中堅技術者で$403、課長クラスで$1,069と言われています。 非製造業の一般職は$455、課長クラスは$1,197、店舗スタッフ(アパレル&飲食)は$231が一般的なようです。
なお、マニラの法定最低賃金は月額$337と定められています。また、名目賃金上昇率は、2009年:0.0%、2010年:5.8%、2011年:5.5%となっております。
就労人口の多くを占める接客業やコールセンターを例にもう少し違った確度から人件費を見てみましょう。
最大:183,333ペソ
平均:31,915ペソ
中央値:21,800ペソ
最低:9,500ペソ
このように同じような職種ににおいても最大値と最小値の乖離が大きいことがわかります。また下記に、職種毎の平均月給をまとめてみました。
貿易関連:15,000ペソ
ペット関連:18,000ペソ
教育関連:18,250ペソ
技術職:19,500ペソ
秘書・受付・事務:21,542ペソ
医療関連:23,700ペソ
飲食・ケータリング:24,250ペソ
電子取引:25,000ペソ
メディア関連:25,000ペソ
建築関連:28,044ペソ
政府・防衛関連:30,953ペソ
接客・コールセンター:31,915ペソ
製造:33,731ペソ
会計・財務関連:33,768ペソ
職業間によってもやはり乖離が大きく、単純に「平均だから」または「最低賃金だから」という理由だけで給与を決めてしまっては今後活発になるであろうスキルのある従業員の確保は難しくなってくる可能性は否定できません。
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