駐在員事務所はRepresentative Office、地域事務所はRegional Officeと言いますが、マレーシアに駐在員事務所や地域事務所を設立する手続は、CCM(Companies Commissions of Malaysia)ではなく、MIDAと呼ばれるMalaysian Investment Development Authorityにて行ないます。
現地法人と支店よりも、より活動領域が制限されている駐在員事務所は、設立の際に求められる提出書類もより日本本社側の財務体質や会社体制などまでチェックする目的とも考えられる書類(財務諸表や会社案内など)や駐在員個人の調査(卒業証書や履歴書、パスポートなど)も提出する必要が発生します。
設立手順は下記。
1. 本社の直近2年分財務諸表や登記謄本等の必要書類を全て英語に翻訳し申請書の提出
2. 駐在員事務所の承認書を入手しし、90日以内に事務所開設、事務所開設から14日以内にMIDAに報告
書類提出から許認可取得までにかかる期間は1ヶ月〜2ヶ月を目処に考えておくと良いそうです。問題無く許認可が取得できる場合には、書面にて許認可書が発行され駐在員の人数や駐在の期間などもそこに記載されています。
会社設立に関する具体的なご質問ございましたら、こちらから専門家へのお問合せが可能です。
→マレーシアで会社設立 (法人設立) する手順まとめ
なお、弊社では以下のような個別ご相談会も随時、開催しております。ぜひお気軽にご相談ください。
ヤッパン号を運営するIshinSG代表が応える「アジア進出相談会」
マレーシアに駐在員事務所や地域統括事務所を設立する手続について教えてください。
ISHIN SG 永井貴之
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