ベトナムは近年インドを越えて、日本にとって第2位のオフショア開発国になっています。
そこにはベトナムの魅力があり、下記の4点が上げられます。
まず1つ目はコストメリットです。
中国の人件費が上昇する中で、ベトナムの安い人件費は日本企業にとって大きな魅力です。
例えば、日本国内の開発者の1人月費用は例えば60万とすると、中国の場合は30万、ベトナムの場合は25万と大幅に安くなります。ケースバイケースですが、平均的に50%以上コストを削減することができます。
2つ目はベトナムの若い人口構成です。
人口が9千万人と日本同様の規模ですが、なんと30歳以下の人口は全体の50%以上も占めています。さらにベトナムの若者は、真面目で向上心があるので優秀な人がたくさんいます。
高齢化の日本にとって、ベトナムは有望な人材確保パートナーになっています。
3つ目は高い社会安定です。
ベトナムはまだ共産党による一党独裁制度ですが、社会の治安がとても高いです。
4つ目は日本の文化の類似性です。
歴史的に中国の影響を受けてきたいことから、日本とベトナムの文化類似点が非常に多いです。独立行政法人情報処理推進機構の調査によると、異文化による課題発生数を
国別で見た場合ベトナムはもっとも少ない国だというデータもあります。
一つ一つのポイントだけをピックアップすると特に特徴のある利点には感じられないかもしれませんが、これら複数の利点が重なり合っている国は実は非常に少ないのが現状です。また、何よりも国民性に類似点が多いという点などは世界的に見ても希有と言えるのかもしれません。
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