インドネシアの正式名称はインドネシア共和国。
人口は世界4位の2億3,764万人、
面積は1,910,931平方キロメートル（日本の5.1倍）になります。
首都はジャカルタ（人口959万人）です。
言語はインドネシア語が使用されています。
宗教はイスラム教、ヒンドゥー教、キリスト教などがあり、
イスラム教の人口が約9割と多数を占めています。
なお、日系企業のインドネシア進出数は1,266社で、
そのうち約55％（692社）が製造業。（※2012帝国データバンク調べ）
そのなかでも、自動車関連企業が120社と群を抜いています。
しかしながら、近年はサービス業などの非製造業の進出も増えてきている状況。
企業規模は、年商基準で『10億～100億円』が 全体の32％と最多。
進出の際には、親企業のガイダンスを受けながら、
その子会社や関連会社が進出しているケースが目立っています。
日本や中国、韓国といった『老いるアジア各国』をよそ目に、
インドネシアは15～64歳のいわゆる生産年齢人口が2020年まで増え続け、
高齢化の進みが非常に遅いのが特徴的です。
反面、労働問題が頻繁に多発しており、
最低賃金の引き上げや従業員の離職率の高さが経営者の大きな悩みとなっています。
労働賃金の上昇問題については、2014年の大統領選挙も重なり、
政争の道具として、まだまだ上昇することが予想されます。
過去の統計では、インドネシア全体の賃金上昇率（前年比）は、
2010年は8.8％、2011年は9.1％、2012年は9.6％とここ数年、高い水準でその上昇が続いています。
しかしながら、与えられた仕事に誇りをもつ従業員も多く、
また手先が器用な人材が多いことも見逃せないでしょう。
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