香港には香港上海銀行、スタンダードチャータード銀行、シティバンク香港の三つの主要銀行が存在しており、これら三つの銀行を総称して香港三大銀行と言います。これらの銀行は外貨預金口座を開設していることが特徴のひとつであり、香港に進出する企業にとっては利用しやすいといったメリットがあります。
これらの銀行の中でも特に世界的に有名なのは香港上海銀行です。一般的にはHSBCと名前の方が認識されているかもしれません。香港国内にある他の銀行と比べると保有資金が多く、その豊富な資金でイギリスの銀行を次々と買収していきました。それによって更に香港上海銀行は成長していき、2009年には世界で第5位の金融グループとなりました。これらの香港三大銀行と除けば、中国銀行や恒生銀行などが有名です。
あくまでも法人口座としてアクティブに活用をしていく予定であれば特に問題ございませんが、一時期は非常に多くの日本人個人がHSBC個人口座を開設し、その後の利用がほとんどされなかったり、英語でのコミュニケーションが取れないためにHSBCからの電話を取らない、といった行動が取られたため、HSBC側から日本人の口座開設に厳しい目を向けられる様になったという話もございます。口座開設の際にはその利用目的や頻度などについても細かく聞かれることがあると思いますので、しっかりと受け答えを出来る様にしておきましょう。
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→香港で会社設立 (法人設立) する手順まとめ
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