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お問合せありがとうございます。現在、決済代行業の設置は増加しており、理由としては香港からの移転組、コロナによるEC業界の成長、シンガポール決済代行手数料が3.5%~4.5%と他国と比べてまだ収益性が担保できるという状況にあるためですね。法人設立は各種書類等を整えてから1~2週間(初期費用S$9,000程度)で完了します。御社事業が「個人向け」、「法人向け」かにあわせて、2つのハードルがあります。
① 銀行口座開設:決済代行業はマネロンリスクが高いため、銀行は正直嫌がります。突然決済代行業をシンガポールでスタートしたいというケースはほぼ難しいと考えてください。日本やその他の国での体制面でしっかりとした実績があることを銀行開設時に説明が必要となってきます。
② 決済代行業はMAS(シンガポール金融庁)管轄の規制業種となり、こちらのリンクに要件が記載されています(https://www.mas.gov.sg/regulation/payments/application-for-a-payment-service-provider-licence )。
一般的に月間取引額S$3million (約3億円)以下のStandard Payment Instututionからスタートする法人が多いですが、MASのHPにもあるようにかなりの新規申請ボリュームがあり、手続きに時間がかかっています。(以前は4~6ヵ月程度でしたが、現在では全体で1年程度は見込んでおくことをお薦めします)
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