中国現地法人を設立するためには、最低でも10万元の資本金が必要となります。
以前は業種によって必要な資本金の金額が異なっており非常に煩雑なルールがありましたが、2006年に会社法が制定されどのような業種でも10万元の資本金があれば会社を設立することができるようになりました。ただし、この会社法が整備されている対象は中国内資本100%の法人に限られています。
外資資本が含まれている法人の場合、またさらにどの地域に法人を設立するかによって中国現地法人を設立するために必要な最低資本金はさらに高いものとなってしまいます。特にこの「地域によって必要な最低資本金が異なる」のが中国の特徴の一つで、例えば北京市では最低10万米ドルが必要にあります。
当初から大きな資本金額にて進出を検討されているようであれば特に問題にはならないと思われますが、もし貴社が小資本での進出を検討されているようであれば、進出の形態等を検討する際には知っておかなければならない項目になりますので、十分な確認が必要です。
中国の会社設立に関して、具体的なご質問などございましたら、下記より専門家へのお問合せが可能です。
→中国で会社設立 (法人設立) する手順まとめ
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ヤッパン号を運営するIshinSG代表が応える「アジア進出相談会」