オーストラリアの月額人件費は、非常に高いです。人件費の安さに目が向きがちな東南アジアと比べると数倍の金額に達するケースもあります。
あくまでも平均値の数値となりますので、実際の給与設定等についてはしっかりと社内体制を整えて整備して行く必要があるでしょう。
【製造業】
一般職: 4,615米ドル
エンジニア:6,895米ドル
中間管理職:8,785米ドル
【非製造業】
一般職:4,798米ドル
中間管理職:8,635米ドル
諸説あるためどれが一概に正しい説明とも言えませんが、事実としてオーストラリアは人件費が非常に高い国の一つです。
労働者の権利がしっかりと守られているという表現を使えば聞こえは良いのですが、労働組合が強いのでどのような仕事であっても賃金は非常に高いと言われています。最低賃金保証の金額が時給換算で大体1400円程がボトムと言われており、また超過労働に対する賃金支払の設定も状況によって超過労働(1.5倍)〜土日祝日出勤(3倍)などとも言われています。
オーストラリアに進出をする際に、人件費を安く見積もっていると大きな失敗になりかねませんので、ご注意下さい。
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