ベトナム人は元々健康意識が高い国民ですので健康食品の需要は増えて来ています。ただ一方で、まだ健康食品にお金を使える層がそれほど多くない事や機能食品の認知度等の面で日本とは違いがあります。
一般的には「野菜・果物をとる」などの食事面により健康に気をつけているという人が多いですが、家庭所得が$1000/月を超えるような層では健康食品の需要もあがってきています。例えばビタミン、コラーゲン、カルシウム等でしたらある程度の知名度はありますが、日本で人気のコエンザイムやイソフラボンなどといったものについては殆ど知られていません。また富裕層等の間では朝鮮人参の人気は非常に高いです。また健康食品を専門にしたネットサイトなども人気を集めており今後収入の高まりにあわせて潜在需要は高い分野だと考えられます。