ベトナム人はお洒落に敏感ですが、一方で収入がまだ少ない人が多いため選択肢が限定されているのが現状です。ベトナム人が衣服に使う金額は8割弱の人が月額500,000VND(約2500円)と低く、オフィシャルショップの商品は高額でショップ数もまだ少ない為、海賊品の所持が高くなります。当社調査では66%が海賊品のファッション商品を所持しており、まだ本物と偽物を見極められない人が多い事から、安くてブランドロゴのついている商品で満足しているようです。
ブランド認知度も他の国と比べるとまだそれほど高くなく、ユニクロなども当社調査の知名度では約3割程度でした。知名度の高いものではフカルバンクライン(79%)、ZARA(60%)、Gap(50%)などがあげられます。
一方で、近くの店舗に欲しい商品が少ないことから、オンライン市場が前年比倍のペースで増加しています。市場規模はまだ日本の1/20程度ですが、「衣服・化粧品」の割合は非常に高く、オンラインショッピングユーザーの6割が女性です。クレジットカードの普及が進んでいないため、ほとんどの決済がキャッシュオンデリバリーと言われる現金決済で行われています。
ベトナムのファッション事情について教えてください。
株式会社Asia Plus 黒川 賢吾
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