求める生活の質によってかなり差が出ますので、「ローカル(カンボジア人)の低所得者の生活」、「一般的な日本人在住者の生活」にわけてお応えします。
【ローカル(カンボジア人)の低所得者の生活】
もしローカルの低所得者と同じ生活をプノンペンで行なった場合、食費は一か月60ドル、バイクのガソリン代10ドル、携帯電話でのショートメール代5ドル、シェアルームの家賃40ドル(光熱費込)。合計約115ドルで生活が可能です。日本円で約14,000円弱(1ドル=120円)です。但しこれはかなり切り詰めています。まず通常の日本人では生活が無理なレベルです。
【一般的な日本人在住者の生活】
この場合の参考までに、私の生活を例にご紹介します。食費は外食が大半で一か月450ドル、車のガソリン代75ドル、携帯電話通話代25ドル、家賃450ドル(光熱費込)。合計約1,000ドルで生活しています。日本円で約120,000円になります。実際のところ、これでも多少の不自由があります。
もし日本にいるのと変わらないレベルで生活をしたい場合、カンボジアでの生活費はほとんど日本と変わらないと思います。そう考えた場合、カンボジアと比べて相対的に物価が高いタイの方が、生活費が安く抑えられるのかもしれません。
話を元に戻しますが、多少不自由がある一般的な日本人在住者の生活費は日本の約1/2くらいのコストがかかると見ておいた方が良いかもしれません。一般的カンボジア人の所得水準を基準に、よくカンボジアの物価は日本の約1/20だと言われていますが、これはあくまでもカンボジア人としての生活レベルを元にした物価になりますので、「カンボジアは安く生活できる場所だ。」と勘違いがないようにして頂けたらと思います。
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