新型コロナウィルスによるビジネスの景況とレジリエンスのあり方-3
今回のCOVID-19の感染拡大を受け、将来におけるビジネスの不確実性と企業として求められる回復力(レジリエンス)のあり方について英国の調査会社YouGovと共に、APACの12の主要産業における上場企業、中小企業、多国籍企業、新興企業など様々な企業形態の1,050社の経営幹部に対して調査を行いました。
このコラムではその調査結果を6回に分けてお伝えいたします。
皆さまのCOVID-19対策をはじめ、今後の企業活動におけるガバナンス、リスク管理、コンプライアンスの構築・運用にご参考いただけると幸いでございます。
新しい市場で事業を設定することによって、リスクを回避し多様化することが期待できます
APACにおいては事業の回復に苦労しているように見受けられますが、多くの企業はCOVID-19の感染拡大に対応しており、事業の拡大をはじめ、影響の少ない市場で資産を多様化するなどの方法を検討しています。調査によるとこのような状況においても、企業はAPACの長期的な成長と機会について楽観的です。
調査では、以下項目についての準備状況について質問しました。
・ 次の四半期に事業を他の地域 に移転する必要性が出てきた場合、準備はできていま
すか?
・ この期間中に新たな、または代わりのビジネスチャンスを特定する必要がある場
合、準備はできていますか?
・ 影響の少ない市場にリソースを再展開する場合、準備はできていますか?
調査の結果、28%は、事業の保護の強化、業務の多様化、サプライチェーンリスクの軽減を目的として、香港および中国本土に代わる拠点を検討しています。
企業は、事業拡大に自信がない
企業は、事業運営のオフショアリングとアウトソーシングを通じて、リスクの低減と多様化を目指しています。事業再構築とスケーリングの能力に自信を持っているのは半数以下の人で、残りの半数以上が自信を持っていません。アウトソーサーなどの専門家は、事業運営に伴う市場の課題に対処するために役立つソリューションを企業に提供できます。
調査では、以下項目についての準備状況について質問しました。
・ 今後2か月でビジネスを再構築する必要がある場合、対応する自信はありますか?
・ 残りの事業年度において、成長活動を減らす必要がある場合、対応する自信はあり
ますか?
・ 将来、事業を回復する ために必要なスタッフとリソースがない場合、対応する自信 はありますか?
クアラルンプールのシェアードサービスセンターであるTricor aceは、お客様のバックオフィス業務の自動化と効率化を実現します。そのため、お客様は迅速に新しい市場での事業展開や事業の拡張などを実現することができます。
(トライコー・グループ グループCFO&COO Wendy Wang)
トライコー・グループは、事業拡大戦略を加速する上で重要な役割を果たしており、当社のソリューションの拡大により、お客様が国内市場の不確実性を回避し、前例のない速度で新しい市場に参入するのを支援しています。
(トライコー・グループ グループCCO Gary Tok)
レポートダウンロードのご案内(無料)
トライコー・グループでは、APACのビジネスが新型コロナウィルス(以下COVID-19)によってアジア太平洋地域のグローバル企業1,050社を対象にに対して、緊急アンケートを行いました。
当レポートではアンケート結果をもとに、今、受け止めるべき「ビジネスの不確実性」と「企業として求められる回復力(レジリエンス)」のあり方について述べています。
以下URLより無料にてダウンロード可能です。
https://tricor.group/
皆さまのCOVID-19対策をはじめ、今後の企業活動におけるガバナンス、リスク管理、コンプライアンスの構築・運用にご参考いただけると幸いです。
お客様が新しい市場に対する戦略的なチャレンジに直面した時、トライコー・グループはお客様の財務、事業運営において、そのチャレンジの実現をご支援いたします。(トライコー・グループ グループCFO&COO Wendy Wang)
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