中国ってどんな国?
中国は面積約960万平方キロメートル(日本の約26倍)、人口は世界一位の約14億人。在留邦人数も約12万人とアメリカに次いで多く、日本と大変関係の深い国です。
国民性は面子を重んじる、自分の意見をはっきりと主張する、お金と地位を重視する、家族や友達を大事にするなどが挙げられます。
その国土の広さから、南北で気候に大きく開きがあり、北京では、夏季はかなり暑くなり冬は乾燥した厳しい寒さに見舞われる一方で、南に位置する深圳は、日本に比べ一年中気温・湿度が高く、雨季が長いため降水量も多いです。
中国賃貸の特徴
家賃は年々値上がりしており、上海では単身赴任で16,000元(約26万円)前後、家族帯同は20,000(約32万円)元前後が相場となっています。
深圳では、8,500~22,000元(約14~35万円)、北京では18,000~25,000元(約29万円~40万円)が相場です。通常1年契約で、更新ごとに家賃が値上がりすることもよくあります。保証金(日本の敷金に近い)は家賃2か月分が一般的で、退去時に重過失や未精算金がなければ全額返金もありますが、途中解約すると全額没収されてしまいます。
ほかに借主の都合ですぐに本契約できない場合、手付金として家賃0.5~1か月分を払い仮契約する方法があります。これは本契約した場合、家賃や保証金に充当されますがキャンセルすると戻ってきません。基本的に貸主の力が強いため、良い大家さんに出会うことが重要です。
物件を選ぶポイント
お部屋探しをする際は、日本人に人気のエリアから選ぶのがおすすめです。
北京では、ビジネス街に近く商業施設も集まる燕莎(イェンシャ)、亮馬橋(リァンマァチャオ)、三元橋(サンユエンチャオ)エリアが特に人気です。
上海であれば、住宅やスーパーが充実している虹橋(ホンチャオ)、古北(グウベイ)周辺が日本人街と呼ばれています。
物件は外国人向け(主に日本人)に造られた外国人専用賃貸マンション、現地の中国人が所有する分譲マンションがあります。分譲マンションの場合、同じ建物でも家主によって内装や契約条件が全く異なることが特徴です。外国人用の物件ではバスタブ完備もありますが、バスタブがなくシャワーとトイレが一体化しているものが一般的です。ほかに家具家電が標準で備え付け、玄関に段差がないことも特徴です。
まとめ
予算、エリアが決まったら次はお部屋探しですね。
海外では日本に比べ水漏れなどのトラブルも多く、不動産会社とは入居してからが付き合いの始まりです。物件や相性はもちろん、アフターサービスがしっかりしている不動産会社、柔軟に対応してくれる良い大家さんに頼みたいですね。
エイブルでは入居後も無料でアフターサービスを提供しており、着任から帰任まで充実のサポートを受けられます。
もちろん日本語で対応してもらえるので、中国語に自信がない方も安心して任せられます。不安と期待の混じる初めての中国赴任、お部屋探しを成功させて快適な中国生活を送りましょう!