メキシコに関するコラム
こんにちは。
東京コンサルティングファームの萩平賢哉です。
今週はメキシコでの会計計上の基準についてお話させていただきます。
質問）
日本の会計基準では、費用は「発生主義」で、収益は「実現主義」で認識するのが原則となっているかと思いますが、メキシコの会計基準は､発生主義ではないかご教示いただけますでしょうか。
回答）
＜財務会計＞
メキシコの財務会計原則では、日本と同様で費用は“発生主義”で、収益に関しては“実現主義”でございます。
例えば、8月に実際に費用が発生した場合、この費用は8月に“発生”したものなので、メキシコの財務会計上、8月に計上されるということになります。
＜税務会計（会計ソフトへの記帳）＞
メキシコの税務会計上ではFacturaベースで計上を行いますので、
8月に発生した費用のFacturaが9月に発行されたものであれば、9月に計上するということになります。
今週は以上です。
東京コンサルティングファーム
萩平賢哉
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