ベトナム限定というよりも、オフショア開発を行う事に対するメリットとデメリット(リスク)は常に共存することになります。
【メリット】
■国内開発に比べて、大幅なコスト削減
■海外の優秀なエンジニアの確保
■海外市場を視野に入れた開発の実現・開発スキームの確立
【デメリット(リスク)】
■地理的な距離に加え、言語の壁により、コミュニケーションが困難
■文化の違い、能力不足、意識不足によって、納期や品質の管理が難しくなる
■単発で小さな案件の場合、コストメリットが出ない場合がある
デメリット(リスク)を理解し、それらに対して十分な対応をしなければメリットを十分に活用することができなくなります。
これらのリスクを軽減するには取れる対策を弊社の例を挙げて下記に記載します。
1. ブリッジSE体制をしっかり構築する
ブリッジSEというのは日本に生活した経験があり、日本の文化を理解し、日本語も技術も理解している外国人エンジニアのことを指しています。
このブリッジSEをクライアントと現地開発者の間を立て、架け橋になることで、オフショア開発案件をスムーズに進めることができます。
弊社はこのブリッジSEをベトナム現地に置くだけではなく、日本側のグループ会社にて複数名採用しています。この体制によってスピーディにそして密にお客様とコミュニケーションを取ることで、お客様のご要望をしっかり対応しています。
2. 開発者に日本語の教育を行う
ブリッジSEばかりに依存してしまうと、日本側と現地側で効率が悪くなってしまいます。定期的に開発者に日本語教育を行うことで、開発者がプロジェクトの理解を深めるだけでなく、自ら発言したり、提案したりすることでプロジェクトのために貢献することもできます。
またある程度日本語ができる開発者を日本側のグループ会社に派遣して、日本語のビジネス環境において様々なことを学ばせています。
3. 日本国内での開発・オフショア開発を柔軟に使う
案件の規模やお客様のご希望に合わせて、日本国内での開発・オフショア開発を柔軟に組み合わせています。
単発でスピード優先な案件は日本側のグループ会社で対応し、長期でコスト優先な案件はラボ契約で開発を行うこともできます。
ラボ契約ではお客様から一定の期間において最低限の仕事量をお約束いただき、弊社では低コストで専用の優秀なエンジニアをアサインさせて頂きます。
オフショアについてご興味のある方は、こちらをご覧ください。具体的なご質問がございましたら、下記より専門家へのお問合せが可能です。
→海外オフショア開発特集
ベトナムのオフショア開発のメリットとデメリット(リスク)は何がありますか?
Ishin SG Pte.Ltd. ヤッパン号編集部
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