就労ビザはインドで登記されている企業などの組織体に勤務する外国人従業員に対して発行され、通常は1年間またはその組織体との契約期間の間で付与され、最大10年間まで延長可能です。就労ビザを取得するためには、以下の条件を満たしている必要があります。
■就労ビザの申請者は上級管理職の職務に従事しているか、高度なスキルおよび/または資格を保有している必要があります。
■就労ビザの申請は、いわゆる日常業務(ルーティン業務など)、秘書/事務などに属する業務に対しては認められません。
■従業員の年収は25,000米国ドルを超えている必要があります。
就労ビザの有効期間は、インドへの入国日ではなく、ビザ発行日から起算します。外国人技術者の場合、5年間のビザまたはインド政府と外国政府の二国間協定のうち、どちらか短いほうを数次ビザ(定められた期間内に何度でも出入国出来るビザのこと)で取得できます。
特に、高度なスキルを持つIT担当者の場合のビザの有効期間は最大3年間(数次ビザ)です。就労ビザ申請費用は、国およびビザの期間(1~5年間)によって異なります。