ニコイチ / Nicoichi Pte. Ltd.（Director 山崎 康生） | シンガポール進出の専門家 | シンガポールの会社設立ならヤッパン号

御社の具体的な支援内容を教えてください

シンガポールに進出される日系企業、個人起業家の方々に対し、法人設立から会計・税務、ビザ申請など会社運営に必要なバックオフィス業務全般のサービスをワンストップで提供しております。

シンガポール進出をご検討される際のご相談から始まり、ビジネスを始めるまでの様々な手続き等もサポートし、ビジネスを開始された後においても本業に専念できるように、いつでも気軽に相談できるパートナーとして支援させていただきます。

日本人プロフェッショナルのみで構成されておりますが、コストがローカル並でありながら、曜日や時間に関係なくいつでもご相談を受けているのが弊社の強みです。法人設立や会計といったサービス以外にも、銀行口座の開設、不動産探し、人材採用について等、シンガポールでビジネスや生活を行う上で必要な情報について、私たちでわかることであれば、何でもご相談いただけるような関係作りを心がけております。シンガポールでご活躍いただく皆様の良きパートナーと思っていただけるようなサービスを心掛けております。

御社の支援された実績や実例を教えてください

クライアント様は全て日系企業か日本人起業家になります。業界としては、IT系のスタートアップをメインに、和食レストランや美容室などの小売業、投資ファンドや資産運用会社などの金融業、コンサルや教育などのサービス業等の実例がございます。設立の際だけでなく、事業が波に乗り出した後、バックオフィス人材の雇用を考える方は多いですが、良い人材が見つかるまでの間、細かい経理や給与計算等のアウトソースをお受けすることも可能です。クライアント様の事業フェーズに応じて必要なサービスをご提供させていただいております。

その他にも、駐在員としてシンガポールに異動され、数年後に起業される方もいらっしゃいました。その場合には、ビザの取得（EP）の問題が出てくるため、事業計画の段階から相談を受け、設立した会社でもビザの取得が可能な様にタイミング等を含めて一緒に考えて慎重に進めていきました。また、駐在員の奥様等のDPをお持ちの方が個人事業主としてビジネスをするケースも見受けられますが、弊社では法人設立後にLOCを取得した上での合法的な労働を勧めており、ECや美容系のビジネスを立ち上げる際のサポートをさせていただいたこともございます。

海外でのスタートアップが初めての方に向けて、事業を成功させるポイントについて教えてください。

信頼できる現地の専門家を味方に付け、本業に専念できる環境を作ることだと思います。

何から何までご自身でされている方も見受けられますが、日本では何とかなることが、初めての海外では時間がかかることがあるかと思います。本業以外の業務に時間と労力をかけるよりも、現地の専門家をうまく使って、バックオフィス業務をアウトソースして本業に専念するのをお勧めします。

また、ビジネスを進めるにあたって必要な話を、専門用語を交えた英語で説明を受けるのは、大変なことだと思います。法律やルールについて聞き落としてしまい、知らなかったことが原因で思わぬ落とし穴にはまることもあります。特にシンガポールにおいては、ルール違反に関する罰則が厳しい国です。英語でのコミュニケーションに自信がある方以外は、出来れば最初は日本語スピーカーや日本人の専門家を味方に付けることも良い選択なのではと思います。

現地で生活、ビジネスをするにおいて必要な情報はたくさんあるかと思います。そういった小さいけれども大事なことを気兼なく聞ける、現地に精通し、かつ信頼できる専門家を見つけ、ビジネスを進めることに集中するのが大事だと思います。

最後に今後のビジョンを教えてください

「アジアで活躍する日本人起業家をもっと増やしたい」その想いを持って、シンガポール進出をお手伝いさせていただいております。シンガポールは東南アジア進出における拠点として利用されることが多く、コストも含めシンガポール進出のハードルを下げることで、少しでも日本からアジアへ向かう起業家が増えればと願っております。

今後はバックオフィス業務のアウトソースをメインに、業務コンサルなどサービスの幅を広げながら、対応できる国も増やしていければと考えております。