韓国に関するQ&A企業は人なり、という言葉がありますが、韓国でも人材採用は経営の成否を左右する重要な活動となります。韓国にも人材紹介会社や人材派遣会社、ヘッドハンティング会社などがあり、採用においてはそうした人材専門会社に依頼をすることも可能です。
また企業が直接採用活動を行う場合は、日本と同様に、人材採用を専門としたwebサイトなどに人材採用における広告を掲載するなどして募集活動を行い、面接などを経て採用することになります。
学歴が重視される韓国社会では、就職を希望する学生や求職者が準備する履歴書や職務経歴書は、とてもよく準備されております。学歴や職歴などを記述した標準的な履歴書や職務経歴書のみならず、韓国ではそれらに加えて自己紹介書というものを添付しているケースが多く、その内容はこれまでの生き方や自身の価値観といった内容も沢山書かれています。
これらの資料は大変良く準備されているため、その内容からすれば申し分ない人材だと判断できることもありますが、中には実際の能力や資質と異なる場合も当然ありますので、これまでの転職歴や職務経験のみならず、複数回の面接や試用期間などを経て、応募者のスキルや資質を見極める努力が必要となります。
参考までに、韓国の人件費は日本の人件費のおよそ6割～7割前後の水準となっております。他の新興アジア諸国に比べるとやや割高に感じられますが、教育熱は日本よりも高く、高いスキルを備えた人材が多い点を考えると、高いコストパフォーマンスが期待できます。
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韓国での人材採用はどのように行うべきですか？
コリアマーケティング株式会社 金 世永
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