日本企業による100%単独資本での投資はもちろん可能です。その際の資本金は、前述のとおり、外国人投資促進法に基づく最低投資金額として投資家1人あたり1億ウォン以上が必要とされています。投資家(投資企業)2人(社)の場合は、それぞれ1億ウォン、計2億ウォンが最低資本金となります。
韓国ではすでに多くの日本企業が現地法人を設立し、事業を行っております。外国人投資企業は2013年4月末現在のデータで15000社超ありますが、うち日本企業は約3000社もあり、韓国に進出している外国企業のうち20%は日本企業となっております。
制度的には単独資本での展開は可能ですが、事業を早期に軌道に乗せたい場合には、韓国企業との提携や合弁(JV:ジョイントベンチャー)の形式で進めた方が良いケースも多々あります。まずは韓国で展開しようとする事業に関する市場調査をしっかりと行うことをお奨め致します。
韓国での人材採用はどのように行うべきですか?も是非ご覧ください。
日本企業が韓国で単独で100%投資することは可能でしょうか?
コリアマーケティング株式会社 金 世永
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